ある日、昏睡状態から目覚めると世の中はゾンビの世界と化していた…。ウォーキング・デッドはそんな主人公リック率いる仲間たちの、サバイバル&ヒューマンドラマです。
ダリルが優しい?!グレンに彼女?!ウォーキング・デッドのシーズン2はシーズン1とは違った表情を見せる仲間達と新キャストによって面白さにさらに磨きがかかります。
シーズン1でなんとかCDC(アメリカ疫病予防管理センター)から逃げ切ったリックたちは一体どうなってしまうのでしょうか。
ウォーキング・デッドのシーズン2はどの動画配信サービスで観られるのか、あらすじや見どころ、ネタバレ、登場人物を解説・紹介していきます。
ウォーキング・デッドのシーズン2が観れる見放題の動画配信サービス
ウォーキング・デッドのシーズン2は、シーズン1に引き続きHulu、Netflix、U-NEXT、dTV、Amazonプライムビデオで観ることができます。2020年4月現在ではシーズン10まで続いています。
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U-NEXT | ○ |
dTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
Paravi | ☓ |
ウォーキング・デッドのシーズン2は13話まで!
ウォーキング・デッドのシーズン2はシーズン1より約2倍増えて13話まであり、1話目は60分、そのほかのエピソードは約40分ほどで観ることができます。
- 第1話 長い旅路の始まり(What Lies Ahead)
- 第2話 命の代償(Bloodletting)
- 第3話 最後の銃弾(Save the last One)
- 第4話 涙に咲く花(Cherokee Rose)
- 第5話 無限の生命力(Chupacabra)
- 第6話 明かされる秘密(Secrets)
- 第7話 死の定義(Pretty Much Dead Already)
- 第8話 希望という幻想(Nebraska)
- 第9話 繰り返されるウソ(TRIGGERFINGER)
- 第10話 決闘(18 MILES OUT)
- 第11話 生かすか殺すか(JUDGE, JURY, EXECUTIONER)
- 第12話 深い森の中で(BETTER ANGELS)
- 第13話 壊れゆく人格(BESIDE THE DYING FIRE)
リックとシェーンが人格崩壊?!シーズン2のテーマは『ウソ』と『死の定義』
まず、ウォーキング・デッドのシーズン2で多く見られるのが、ウソをついたり秘密を持ったり、それを打ち明けたりバレたりする場面。恋仲にあったことを秘密に持つシェーンとローリですが、後半はリックを交えたこの三人の関係性に大きな動きがあります。
そして、新しく登場するハーシェルたちはウォーカーがまだ生きていると信じ、殺そうとしません。
心臓を撃っても動くウォーカーはもう死んでいると確信を持っているリックたちと死の定義が違うことで、ある事件が起こります。
ウソとハーシェルたちとのズレが、シェーンの心に暗い影を落とし、徐々に人格が崩壊していきます。そしてリックの気も狂い始め…。シーズン1からは想像も付かないくらいの変貌を遂げることになりました。
ウォーキング・デッドのシーズン2のあらすじと見どころ
ウォーキング・デッドのシーズン2では新メンバーが登場します!引き続き魅力的な配役に目が離せません。シーズン2のあらすじと見どころを紹介していきます。
あらすじを紹介!
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)を抜け出した一行は、アトランタを出てフォートベニング基地を目指します。その道中、様々な障害によって一時中断を余儀なくされました。
ピンチの最中、仲間の一人が行方不明になり、みんなで捜索を始めます。その途中でカールの身に危険が及び、近くの農家に助けを求めるリック。果たしてカールは助かるのでしょうか…。
そんなリックたちを受け入れることになったのは、ハーシェル、マギー、ベス、オーティス、パトリシア、ジミーの5人。この5人を加えたメンバーで農場を舞台にシーズン2は進みます。
リックとローリとシェーンの三角関係、まだウォーカーは助かると信じているハーシェルたち、行方不明者の捜索、そこにウソと秘密が入り混じり、後半は思いもよらない展開が待っていました。
見どころ(1)新キャスト、美人姉妹が仲間入り!
あらすじでも説明した通り、農家の5人が新キャストとして加わります。その内の姉妹の二人『マギー』と『ベス』がとっても美人!
マギーは『ザ・ボーイ~人形少年の館~』『マイル22』などに出演しているローレン・コーハン。
ベスは主に歌手として活動しているエミリー・キニー。別のシーズンでベスが歌うシーンがありますが、とても素敵な歌声の持ち主です。
見どころ(2)ダリルの優しさ、仲間意識の芽生え
シーズン1では協調性がなく短気な性格が目立ったダリルですが、シーズン2では積極的に行方不明者を捜索したり、相手を気遣うシーンが多く見られ、仲間意識の芽生えが感じられます。狩りやサバイバルスキルにも長けているので、頼りになる存在です。
その優しさとクールな態度のギャップに虜になること間違いなしです。
見どころ(3)ウォーキング・デッド史に残る、衝撃の第7話
ウォーキング・デッドはたくさんの名シーンや衝撃的な回がいくつかありますが、このシーズン2の第7話もそれに匹敵するほどの驚きのシーンがあります。おそらく視聴者の記憶の中にも強く刻まれることでしょう。
見どころ(4)グレンに初カノ…!?
シーズン1では、気弱な印象のせいか何かあれば借り出され、使いっ走りのグレンでしたが、シーズン2ではその殻を破り、徐々に印象が変わってきます。
そしてなんと、初めての彼女ができるかも…?な展開に。
この先グレンがどう成長していくのか楽しみです。
見どころ(5)リック vs シェーン
ローリと三角関係のリックとシェーン。こんな世界になる前は仲良しバディでやってきたはずの二人ですが、悲しいことにその関係は崩れつつありました。
シーズン1でシェーンが一瞬リックに銃を向けてしまうシーンがありましたが、二人の関係は修復できるのでしょうか。
お互いがどう選択するのか、その選択は正しかったのか、二人の心の変化と対立に注目です。
ウォーキング・デッドのシーズン2のネタバレ
ここからはネタバレありなので、未見の方は注意してください。それぞれのエピソード毎にストーリーを解説していきます。
第1話 長い旅路の始まり(What Lies Ahead)
冒頭、リックはシーズン1で出会ったモーガンに無線機でCDC (アメリカ疫病予防管理センター)のこと、フォートベニング基地を目指すことを伝えています。
そしてアトランタを背にして車を走らせました。
しかし、渋滞したままの車の残骸に道を阻まれ、さらにはキャンピングカーが故障したため一時停車。キャンピングカーの修理や物資を調達しているところへ、ウォーカーの群れが押し寄せます。
車の下やキャンピングカーの中に隠れ、なんとか難を逃れたかに思えましたが、キャロルの一人娘のソフィアがウォーカー2体に追われて森の中へ逃げて行ってしまい、行方不明となりました。
捜索に出るリックとダリルは1匹のウォーカーを見つけ、胃袋の中を確かめますが、ソフィアが食べられたような形跡は見られませんでした。
翌朝デールとTドック以外の全員で捜索に出かけますが見付からず、リックとシェーンとカールを残して他の仲間たちは元来た道を戻ります。
リックたち3人は引き続きソフィアの捜索に当たるのですが、鹿を狩ろうとした男の銃に巻き込まれて、カールが撃たれてしまいました。
第2話 命の代償(Bloodletting)
カールを撃ってしまったオーティスに案内され、急いで近くの農家のハーシェルという男に助けを求めて走るリック。カールの応急処置がなされ、一命は取り留めました。
しかし本格的な手術が必要になり、シェーンとオーティスで近くの学校へ必要なものを取りに行くことに。農家の長女であるマギーはローリに伝えたがっているリックを見て森へ行き、ローリたちを見つけます。
カールのこととみんなで農場に来て良いことを伝えると、馬でローリを農場に連れて行きました。輸血でフラフラのリックの元にローリが到着し、ハーシェルから手術のことを聞かされます。
キャンピングカーに戻ったダリルたちはソフィアが戻って来たときのために一晩道路で過ごすことに。
一方、学校にいるシェーンとオーティスはなんとか校内に入り、必要なものを調達します。しかし外に出るとウォーカーの大群がおり、逃げ切った場所は行き止まりでした。
第3話 最後の銃弾(Save the last One)
ウォーカーから逃げながら校内を走り回るシェーンとオーティス。高い場所へ一時逃げるも、窓から逃げようとしたシェーンが脚にケガを負ってしまいました。
一方農場では、グレンとTドックが合流。カールのそばにいるリックとローリは、シェーンとオーティスの帰りが遅いため、呼吸器なしで手術をするかどうか判断を求められました。
「カールはこのままこんな世界で生きていても幸せにはなれないのでは」という理由で手術を断ろうとするローリでしたが、一瞬目を覚ましたカールが鹿に感動し、嬉しそうに話す様子を見て手術を決断するのでした。
キャンピングカーでは、泣き止まないキャロルを見て、ダリルとアンドレアが夜の森へソフィアの捜索に向かうが見付からず、デールは胸騒ぎがすると言って少し辺りを散策します。
ウォーカーに追われピンチのシェーンとオーティスですが、手術を始めようとしていたところに、タイミングよくシェーンだけが農場に戻ってきて、カールの手術は無事成功しました。
オーティスが亡くなったと知って泣き崩れる妻のパトリシアを見て、罪悪感のある表情をするシェーン。
シャワーを浴び、髪を剃りながらの回想シーンでオーティスの脚を撃ってウォーカーのおとりにし、自分だけ逃げ帰ってきたことがわかります。この時、シェーンの中で何かが壊れ始めました。
第4話 涙に咲く花(Cherokee Rose)
翌朝、カールの容体が安定し、ダリルたちも加わり全員が農場に合流。そしてオーティスの葬式が行われました。
引き続きソフィアの捜索に当たるため地図を広げて作戦を練り、翌日から捜索を再開することに。
銃の訓練が必要だと言うシェーンとは反対に農場に銃を持ち込まれたくないと言うハーシェルの指示に従って、銃は回収され、デールが管理することになりました。
この時、ソフィアが噛まれていたら?と言う会話で、マギーとハーシェルが意味有りげなアイコンタクトを取りました。
銃への執着心が強く、銃の回収に納得がいかないアンドレアをシェーンが説得します。
リックはハーシェルから、カールが治ってソフィアが見つかったら出て行くように言われました。
井戸水を汲もうとしていたTドックとデールでしたが、中にウォーカーがいるのを発見。水が汚染されるのを防ぐため、グレンに中に入ってもらい紐を引っ掛けて引っ張り上げようと試みます。
しかし健闘虚しく、入り口のところで体がもげて血液や内臓が中に落ち、井戸水は飲めなくなりました。
一人、ソフィアの捜索に出たダリルは、ある一軒家で誰かが押入れの中で過ごした形跡を見つけます。その近くで見つけた花をキャロルに持ち帰り、元気付けるのでした。
町の薬局に出かけたグレンとマギー。グレンはそこでマギーと初体験をしますが、農場に戻ったところで冷たい態度を取られ困惑します。
ローリはグレンに内密に妊娠検査薬を頼んでおり、検査をすると陽性反応が出て不安を隠せませんでした。
第5話 無限の生命力(Chupacabra)
冒頭、回想シーンでシェーンやローリ、カール、キャロルたち家族が道路で立ち往生しています。町は爆撃され、炎に包まれていました。
ただ懸命にローリたちを救おうとしているシェーンの姿が見られ、人格が壊れそうな今のシェーンとは様子が違います。
妊娠検査薬で陽性反応が出た翌日の朝、ローリは寝坊して洗濯に向かいました。キッチンで料理をしたいからハーシェルに頼んで欲しいと言うキャロルに「ファーストレディー」と呼ばれ、嬉しそうにしています。
ソフィア捜索を始めるリックたち。リックとシェーンは一緒に森へ捜索にいきす。そこで、シェーンは捜索を打ち切った方がいいと話し、リックと対立します。
一人で捜索中のダリルは川でソフィアが持っていたぬいぐるみを拾うも、馬から転落し、その崖の下まで落ちてケガを負います。
ウォーカー2体を倒して自力で農場に向かうも、見張り役のアンドレアにウォーカーだと誤解されて射撃されます。弾は頭をかすっただけで命に別状はありませんでした。
グレンとマギーの関係を悟った、デールとハーシェルはそれぞれ関係を反対します。
キャロルたちがお礼にと手料理を振る舞い、みんなで食卓を囲む中、グレンとマギーはコソコソと手紙でやり取りをしていました。
その夜マギーに会うために納屋に向かったグレンでしたが、そこでたくさんのウォーカーを目の当たりにし、マギーに秘密にするように言われました。
第6話 明かされる秘密(Secrets)
グレンは、マギーから納屋のウォーカーのことを強く口止めされ、ローリからも妊娠のことを黙っていて欲しいと言われます。
ウソが付けないのに秘密が溜まっていくグレンは困惑しますが、我慢できずにデールに話すのでした。
数名で銃の訓練をすることになり、リックはカールも銃の訓練に加わることを許しました。いい腕を見せたアンドレアは、残ってシェーンと共に練習をします。
アンドレアは、シェーンの行き過ぎた発言に怒るものの、ソフィア捜索で訪れた場所でウォーカー相手に弾を命中させ上達しました。その帰り道、シェーンとアンドレアは肉体関係を持ちます。
グレンから納屋のことを聞いたデールは、ハーシェルに理由を聞きます。ハーシェルはウォーカーがまだ人間であると信じ、「安全を保ちたいなら黙っていろ」と指示しました。
ローリはデールに妊娠のことを切り出され、「誰の子かが問題ではなく、生まれてくる子の未来が不安だ」と話し、そのあとグレンに中絶薬を頼みました。
薬局へ向かったグレンとマギーですが、マギーがウォーカーに襲われます。グレンに助けられ無事でしたが、グレンが使いっ走りにされていることに怒ったマギーは、ローリに怒りをぶつけ、グレンに対して「あなたをリックたち仲間の所にいさせたくない」と言います。
シェーンは、デールにシーズン1の森の中でリックに銃を向けた時の話をされ、「出て行ってほしい」「お前の正体を知っているぞ」と言われます。
ローリは中絶薬を飲みますが、すぐに吐き出します。中絶薬をリックに見られたことで妊娠を知られ、言い合いに。
「他に隠していることがあれば言ってくれ」とリックに言われたローリはシェーンとの関係を告白しました。
第7話 死の定義(Pretty Much Dead Already)
グレンは、翌朝みんなの前で納屋のウォーカーのことを話しました。ウォーカーを始末するか農場を出るべきだと話すシェーンと、ソフィアが見つかるまで待つべきだと思っている仲間で意見が分かれます。
一人ソフィアの捜索に出かけようとしているダリルをキャロルは「あなたまで失ってしまうかもしれない」と言って止めました。
シェーンとアンドレアの仲を良く思っていないデールは、アンドレアに話しますが、「もう気にしすぎるのはやめてくれ」と言われます。
ハーシェルは納屋のウォーカーのことと、農場に残りたいと言うことをリックに相談されますが再度断ります。
言い合いを目にしたマギーに諭されたことで少し心に変化が起き、リックを連れてウォーカーを捕まえに行きます。リックはハーシェルに「農場に居るならウォーカーを人間として扱ってくれ」と指示されました。
ローリが妊娠したことを知ったシェーンは、ローリに「俺の子だ」と言い張りますが否定され、カールにも農場を出る事を否定され癇に障ります。
イライラしながら納屋のウォーカーを倒すためにキャンピングカーに戻って銃を探しますが見つからず、銃を隠そうとしていたデールと森で言い合いになります。
シェーンは農場に戻ってみんなに銃を渡しました。そこへウォーカー2体を連れたリックとハーシェルが戻ってきますが、我慢できないシェーンは怒りに任せて納屋の扉を開け、みんなで銃でウォーカーを倒しました。
その納屋の中から最後に出てきたのは、なんとウォーカーになってしまったソフィアでした。みんなが驚きを隠せない中、リックが留めをさします。
第8話 希望という幻想(Nebraska)
怒ったハーシェルに出て行けと言われたリックたち。「ソフィアが納屋にいる事を知っていたんだろ」とハーシェルに問い詰めますが、知らなかったと一蹴されます。
悲しみに暮れるキャロルやカール、ハーシェルたち。リックは亡霊を追わせてみんなを危険に晒してしまった事へやるせなさを感じ、シェーンはデールの圧力を感じて感情的に、グレンはマギーにこれからどうするのか詰め寄られていました。
そんな時に次女のベスがショックで倒れ、ハーシェルを探しますが見つからず、リックとグレンはハーシェルを探しに街へ出かけます。
リックたちの戻りを待てないローリはダリルに探してきてほしいと頼みますが断られ、自分一人で行くことに。しかし、途中で車が横転し事故を起こしてしまいました。
街のバーで酒を飲んでいたハーシェル。それを見つけたリックとグレンは帰るように促しますが、希望を捨てて悲観しているハーシェルは動こうとしません。
仲間のために戻ってくれと言うリックの一言でやっと動く気になりますが、振り返ると見知らぬ男が二人立っていました。
和やかに挨拶をかわし話をしていましたが、農場に加えてほしいという二人を断ったことで不穏な空気が流れ一騎打ちに。リックの早技で一時難を逃れました。
第9話 繰り返されるウソ(TRIGGERFINGER)
街のバーのリックたちは農場へ帰ろうとしますが、男二人の仲間が現れ隠れます。銃撃戦になりますが、ウォーカーが集まって来たことで敵は退陣。
しかし敵の一人が怪我を負い、リックたちはその男『ランダル』を農場へ連れ帰りました。
車が横転し、気を失ったローリ。目覚めた時には夜になっていました。なんとか自力で外に出ますがフラフラの状態でウォーカーを倒します。
シェーンが探しに来てくれたことで助かり「リックたちは帰っている」と言われて農場に戻りますが、シェーンに嘘をつかれた事に怒ります。そこでシェーンが言った「お腹の赤ちゃんは助かった」の一言で妊娠が周知される事になりました。
翌朝、戻って来たリックたち。ランダルは手術が施されました。
ランダルの対応について意見が別れ、それぞれ問題を抱えている仲間たちはバラバラの状態に。リックは、シェーンがローリとカール、お腹の赤ちゃんのことを自分のものだと思っていることをローリから聞かされ、怒りの表情を露わにしました。
第10話 決闘(18 MILES OUT)
ランダルを解放しに向かうリックとシェーン。道中、シェーンがオーティスを犠牲にした事、シェーンとローリの関係について話し合い、これからは前に進もうと話します。公共事業局についたリックとシェーンは、見回りをしたあとランダルを車から降ろし置き去りにしようとします。そこで「マギーと同じ学校で家も父親のことも知っている」と言うランダル。居場所が知れていることを恐れ、再び農場へ連れ戻すとリックは提案しますが、反対意見のシェーンと殴り合いの喧嘩になります。
喧嘩中に建物の窓が割れ、中にいるウォーカーが出てきてリックとシェーンは大群に襲われる事に。ランダルの元へ戻ったリックは、乗ってきた車でシェーンを助けてランダルも一緒に農場へ戻るのでした。
一方農場では、ローリがベスの食事の運搬をしていましたが、ベスがこっそり食事用のナイフを隠した事に気付き、マギーを呼び寄せます。
ベスは生きる希望を失い、自殺を考えていました。そのことを知ったアンドレアは、敢えてナイフを渡した方がいいんじゃないかと言いますが、怒ったローリと言い合いになります。マギーはベスに一緒に実行しようと言われ落ち込みました。
マギーの休憩中の代わりにベスの見張りを申し出たアンドレアは、敢えてベスを自由にし、生きるか死ぬかの選択肢を与える事にしました。マギーが部屋に戻ると、ベスは洗面所の鍵をしめ、ガラスで手首を切ってしまっていました。
結局傷は浅く済み、命に別状はなく、ベスは生きることを選択した事になります。アンドレアはそれをマギーに伝えますが、見張りを放棄しベスに自殺未遂をさせてしまった事に怒ったマギーに家から追い出されました。
第11話 生かすか殺すか(JUDGE, JURY, EXECUTIONER)
ランダルを拷問し、仲間の情報を聞き出すダリル。ランダルは仲間の残忍な行動を正直に伝えながらも、「自分は何もしていない。街でも、生き延びるためにリックたちを攻撃した」と言います。
ダリルからランダルの仲間のひどい行動を聞いて怯える一行は、殺すべきだと言うリックの意見に反論しません。しかし、判断が早すぎると言うデールに説得され、一晩待つことにしました。
カールはシェーンにランダルを見てみたいと頼みますがダメだと言われ、シェーンがアンドレアと話している隙に納屋に忍び込みランダルと対面します。ランダルに鎖を外してくれとお願いされますが、シェーンが扉を開け、カールは納屋から追い出されました。
カールは、「ソフィアは天国にいる」と言うキャロルに「天国を信じてる奴はバカだ」と言ってしまい、リックに注意されます。遊び半分で、ダリルのバイクにあった銃を盗り森へ行くと、沼にハマったウォーカーがいました。ウォーカー相手に遊んでいると、足を掴まれ倒れるカール。逃げ切りますが、ウォーカーは沼から抜け出しました。
グレンはハーシェルから祖父から受け継がれている大事な時計をもらいます。
デールは日没後のランダルの対処の多数決に向けて賛同者を募りますが、みんなはあまり関心がなく、上手くいきません。そして日没し、ランダルの対処について多数決を取りますが、デール以外の仲間はランダルを殺す事に賛成します。デールだけは「正しいことをしよう」と呼びかけ、アンドレアが斡旋するも、他には誰も意見を変えませんでした。
その後リックによってランダルの処刑が行われるはずが、リックのあとを付いてきたカールを目にし、殺すことができずに結局しばらく拘束する事にしました。
その夜、見張りをしていたデールがウォーカーに襲われます。そのウォーカーは、森でカールが見つけたウォーカーでした。
第12話 深い森の中で(BETTER ANGELS)
デールがウォーカーに襲われたことをきっかけに、見張りを強化し、全員家の中で過ごす事にしました。
ランダルはダリルと解放しに行くといい、リックの指示で見張りに回されたシェーンは、いい気はしません。そんなシェーンを見たリックはアンドレアにシェーンのなだめ役をお願いします。
カールは「自分がウォーカーを倒さなかったことでデールが噛まれてしまった」と罪悪感を覚え、シェーンに話します。銃をダリルに返して欲しいと、シェーンに渡しました。
見張り台を一人で作っているシェーンにローリは、わだかまりをなんとかしようと、アトランタから連れ出してくれたことへの感謝と関係が複雑になってしまったことへの謝罪をします。
リックはシェーンからカールのことを聞かされ、カールと二人で会話をするように促されますが、ランダルのことで忙しいという理由でローリに任せようとします。シェーンの「カールよりも囚人が優先か」という言葉が効いたのか、カールと話す事にし、ダリルから盗んだ銃はカールに託しました。
リックがカールに構っている間に、シェーンはランダルを連れてグループを抜け出そうとします。
しかしそれは抜け出すためではなく、ランダルを殺すためでした。シェーンは自作自演でランダルに襲われたと話し、リック、ダリル、グレンと共に捜索に出ます。
グレンとダリルはランダルのウォーカーを見つけますが、身体を調べてもウォーカーには噛まれておらず、首の骨を折って亡くなったことを知ります。
一方、暗い森の中で二人きりになったリックとシェーンは異様な空気のまま森の奥へと進み言い合いになります。和解しようとするリックですが、シェーンの気持ちが変わらないのを知ってか、先手必勝でシェーンを銃で撃ち殺してしまいました。
しばらくした後、カールが現れ、ウォーカーになりリックの背後から近付こうとするシェーンを銃で撃ちました。
第13話 壊れゆく人格(BESIDE THE DYING FIRE)
家へ戻ろうとしているリックとカールですが、ウォーカーの大群が農場に迫っているのに気付き、納屋へ逃げ込みます。
他の仲間もそれに気付き、攻撃と逃げる準備をします。納屋を燃やしてウォーカーを退治しようと試みるリック。他の仲間も加勢してウォーカーを倒します。
納屋からリックとカールを助けようとしたジミーと、逃げている途中のパトリシアは、運悪くウォーカーに噛まれて死んでしまいました。
ハーシェルは家の前でギリギリまで銃撃しますが間に合わず、諦めてみんな農場から脱出しました。
しかし、アンドレアだけ車に乗り遅れてしまい、自力で森へ逃げました。ウォーカーに追われているアンドレアは、間一髪のところで謎の人物に助けられます。
アンドレア以外の農場から脱出したメンバーは、奇跡的に全員ハイウェイへ集まり再会することができました。
移動を始めるリックたちですが、ガソリン不足で立ち往生してしまいます。噛まれていないのにウォーカーになっていたランダルのことを聞いたリックは、CDC(アメリカ疫病予防管理センター)でジェンナー博士に全員すでに感染していて、噛まれてなくても死んだらウォーカーになることを聞かされたと話しました。
全員感染していることを黙っていたことで責められ、仲間と対立してしまうリックにローリが優しく話しますが、シェーンを殺したのは自分だと打ち明けると態度が一変し、軽蔑した目で見られてしまいます。
仲間にもシェーンのことを話し、また自分の決定に口答えする仲間に対し「気に入らないならグループを離れろ、残るなら自分に従え」と強気の口調で話します。人格崩壊寸前のリックに怯えるみんなの、ただならぬ雰囲気でシーズン2は終わりました。
ウォーキング・デッドのシーズン2の登場人物と監督
シーズン1に引き続き、シーズン2もエピソード毎に色々な人が関わっています。ウォーキング・デッドシーズン2のスタッフと登場人物を詳しく紹介します。
- ロバート・カークマン 原作、第1、13話の脚本
- フランク・ダラボン 総企画
- ミシェル・マクラーレン 第7話の監督
- グウィネス・ホーダー=ペイトン 第1話の監督
- グレン・マザラ 第2、10、12、13話の脚本
- アーネスト・ディッカーソン 第1、2、10、13話の監督
- ガイ・ファーランド 第5、12話の監督
- フィル・エイブラハム 第3話の監督
- ビリー・ギアハート 第4、9話の監督
- デヴィッド・ボイド 第6話の監督
- クラーク・ジョンソン 第8話の監督
- グレゴリー・ニコテロ 第11話の監督
- アーデス・ベイ 第1話の脚本
- スコット・M・ギンプル 第3話の脚本
- イヴァン・ライリー 第4、8、12話の脚本
- デヴィッド・レスリー・ジョンソン 第5、9話の脚本
- アンジェラ・カーン 第6、11話の脚本
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登場人物・キャスト | |
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名前 (俳優名) | 人物 |
リック・グライムズ (アンドリュー・リンカーン) | 主人公。町の保安官。正義感が強く、家族想い。 |
ローリ・グライムズ (サラ・ウェイン・キャリーズ) | リックの妻。劇中、非情な行動を取るため嫌な女の印象が強いが、いつでもリックの味方でいてくれる。 |
カール・グライムズ (チャンドラー・リッグス) | リックとカールの息子。優しくて仲間想い。勇敢な心を持つ。 |
シェーン・ウォルシュ (ジョン・バーンサル) | リックの同僚で仕事仲間。キャンプでみんなをまとめている。昏睡状態のリックの代わりにローリとカールを助けた。 |
グレン・リー (スティーヴン・ユァン) | アジア人。少し臆病だが、機転の効く好青年。 |
ダリル・ディクソン (ノーマン・リーダス) | 一見協調性がないように思えるが、実は誰よりも仲間のことを考えている場面もあり、頼りになる。子供好き。 |
メルル・ディクソン (マイケル・ルーカー) | ダリルの兄。話は通るが協調性に欠ける。 |
デール・ホーヴァス (ジェフリー・デマン) | アンドレアとエイミーを本当の家族のように思っている。年長者で落ち着きがあり、メンバーの中ではお父さんに近い存在。 |
アンドレア・ハリソン (ローリー・ホールデン) | 正義感の強い元弁護士。妹想い。繊細な一面もある。 |
Tドッグ (アイアン・シングルトン) | 口数は少ないが、仲間を守ってくれる心強い存在。メルルとは仲が悪い。 |
キャロル・ペルティエ (メリッサ・マクブライド) | お菓子作りが得意な主婦。夫のDVに怯えてはいるものの、気は強く、はっきり物を言うタイプ。 |
ソフィア・ペルティエ (マディソン・リンツ) | キャロルとエドの娘。 |
ハーシェル (スコット・ウィルソン) | 元獣医。二人の娘を大事に思うあまりリックたちに強く当たる。ウォーカーのことを人間だと信じている。 |
マギー (ローレン・コーハン) | 頭が切れて、頼りになる女性。学校では人気者だった。元の世界では非行することもあった。 |
ベス (エミリー・キニー) | マギーの妹。ウォーカーになった母親がまだ治ると信じている。精神的に落ち込みやすい。歌が上手い。 |
オーティス (プルイット・テイラー・ヴィンス) | 誤って森でカールを撃ってしまう。農場では頼られている存在。優しい男性。 |
パトリシア (ジェーン・マクニール) | オーティスの妻。カールの手術の際、ハーシェルの助手を務める。 |
ジミー (ジェームズ・アレン・マッキューン) | ベスのボーイフレンド。おそらく農場の近くに住んでおり、ハーシェルの世話になっている。 |
ランダル (マイケル・ゼゲン) | ハーシェルを探しに街のバーに訪れた際に出会ったならず者たちの仲間。 |
ウォーキング・デッドのシーズン2を観よう!
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シーズン2は和やかな雰囲気で始まりますが、最後にはそれを忘れてしまうぐらい重たい空気で幕を閉じます。ウォーキング・デッドの歴史に残るぐらい印象的なシーンも多くあり、メンバーそれぞれの変化や成長が楽しめるシーズンとなっています。
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